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段ボールの基礎知識~その1~

2017/07/24

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こんにちは!

各種梱包用からクラフト雑貨、さらに災害時のベッドなど多岐にわたる段ボールの用途ですが、

どんな段ボールも基本的な構造は同じです。

そこで今回は段ボールの構造について簡単にご紹介していきます。

 

段ボールは基本的に3つの紙を組み合わせて板状にしています。

断面を見てみると、まっすぐな紙の間に波型の紙が挟まっているのがわかります。

外側のまっすぐな紙を「ライナー」、波型の紙を「中芯」と呼びます。

たったこれだけの構造ですが、この形にするとかなり強度を持たせることができます。

このような三角形(もしくはそれに近い形)を組み合わせた構造を、「トラス構造」というのですが、

東京タワーやスカイツリー、橋などの大きな建造物にも利用されているものです。

何気なく使っている段ボールですが、じつはとっても効率の良い構造をしているんですね。