こんにちは！

今回は段ボールの基礎知識その２として、

段ボールの種類についてご紹介しようと思います。

段ボールの種類は、一定の長さ(30cm)に波(フルート)が

いくつあるかで、次のような種類に分けられます。

フルートの数　　　　　　　厚み（ｍｍ）

Ａフルート　　　　　　　　　　　　　34±2　　　　　　　　　　　約5.0

Ｂフルート　　　　　　　　　　　　　50±2　　　　　　　　　　　約3.0

Ｗフルート（ＡＢ）フルート　　　AフルートとBフルートを貼り合わせたもの

上記の3種類が一般的によく目にする段ボールです。

他にもＥ，Ｆ，Ｇフルートという薄いシートもあり、

こちらはマイクロフルートとも呼ばれ、美粧箱などに利用されています。

同じサイズでも厚みがある方が当然強度も増しますが、その分容積は減ってきます。

逆に薄い方が容積は増えますが、強度は弱くなります。

また、原紙自体の厚みを変える事でも強度は変化します。

コストダウンを図る為にもなるべくたくさん入るようにしつつも、

積んだりした時に潰れない強度を維持する組合せを

お客様と相談しながらメーカーは調整していくのです。

どれも同じように見えて、実は繊細なせめぎ合いの末に段ボールは作られているんですね。